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熊本上陸綺談

この旅でバンマスの
トランペットの西尾健一さんには
ミッションが二つあったのだと思います。
第一に熊本の子供達に音楽を届けること。
と、同時にミュージシャンに対しては
それがちゃんと仕事になっているようにすること。

熊本八代出身の西尾さん。
熱い想いがありました。
大切な子供達にも愛を。
そして大事なミュージシャンにも愛を。

お金を集めてもそれを赤十字に募金するだけでは
誰に、何が、どうやって、どれくらい、どこに届いたのか全くわからない。
東京でライブを多数行ないその中で集まった募金を
ミュージシャンに還元しながら熊本の子供達お年寄りの皆さんに
音楽を届ける。
これは誰にとってもwinwinの素晴らしい企画だったのです。

その一端を担わせてもらう責任を痛烈に感じた2、3週間でした。
最初、ボランティアでいいですよと言ったのだけど、
「絶対に長く続けるからちゃんとしたい!」
と強く言われました。

熊本に因んだ曲
火の国旅情、五木の子守唄、八代亜紀舟唄、水前寺清子365のマーチ
子供達の曲
トトロさんぽ、世界中の子供達が、let it go 、small world 
A列車、星に願いを、等々曲出しして
リハーサルして、ゲネプロ的に小金井の学童保育で本番をして
それから現地に上陸しました。

腰の具合を気遣ってくれ
私だけ飛行機で行かせてもらいました。
東京は雨。
空は真っ白でした。



西に近づくにつれ雲が晴れてきます。






無事に福岡で仲間達と合流。
熊本を目指しつつ途中久留米にて昼食。
すごく年季の入ったいい感じのラーメン屋さんで
人生初の久留米ラーメンをいただく。
美味しい!





熊本月出小学校避難所に到着。
校庭では小学生が部活に励んでいる。
復興の兆し。
体育館にいくと、テレビでよく見るダンボールの仕切りの中で
おじいさんおばあさんが休んでいました。
その日は蒸し暑く体育館に入るとすぐにじんわり汗が出ます。
これがずっと夏中続いたらさぞ辛い事でしょう。
隣町の益城には石原軍団が来てるのに
ここにはいない
まるで捨てられ放置されたような悲しいやりきれない空間でした
話を聞くとずっと住んでいる人もいるけれど
夜寝るときだけここにきている人も結構いるらしい。
皆、家で寝るのが怖いのだ。
弱くて、お金がなくて、親戚もいない人が取り残されているようで
それもまた居たたまれないのでした。





それとは別に学校の校庭の裏
これは形而上的にどこでも一緒です。
放課後に呼び出す所ですね。(^^;)





ここを夜の8時に終了し、そのまま南阿蘇に移動。
真っ暗の道。橋が落ちたところは通行止め。
なので
ものすごい遠回りで迂回。
星が空を覆い尽くしていました。
次の日の朝、早く目をさますと
朝靄にけぶる阿蘇山!!!
美しい〜!!
持ち込んだギターを弾きながら五木の子守唄を現地で歌う
真っこと贅沢極まりなし!!!!




朝10時から老人ホームで演奏。
そのあと15時すぎから南阿蘇社会福祉協議会で演奏。
阿蘇山は円形だと初めて知りました。
360度パノラマの絶景!
遠目には。
近くを見ると至るところでブルーシートのかかった
半壊のお家があるのです。
みんな怯えているのがよくわかりました。
家にとにかくいられないのです。
311のあと私もお風呂のお湯捨てられない病にかかったので
何か脅迫めいた感情に襲われるのはわかります。





着々と田植えもしてるみたい!
美しい田園風景!!!!

一人一人のオバァさんに(はて、しかしおじいさんは何処へ・・)
歴史ありでした。
どれだけ聞いても聞き尽くすことはできない。





南阿蘇が終わると
ペット西尾さんの故郷
八代へ移動。
最終日は幼稚園二箇所。





園児と近くの老人ホームからおじいさんおばさんが。
ステージ付きの立派な幼稚園。
だけど座ってる子供と目が合わないから私は下で。






200人はいるでしょう。
みんなで大合唱!

泣き叫びながら登園する子供もいて
お母さんにしがみ付いて離れようとしない
今生の別れのように泣くので見てられない
この子達に平穏な日々が早く訪れてくれることを祈ってやまない。


一部の子達と記念撮影。



バンマスの存在は大きく
ビッグパパ西尾の元で自由に楽に泳がせてもらいました
フロントは私だから彼はあまり吹く隙間がなかったけど
そういうことではなく
パパのでかい腕に抱かれてバンドも私も子供達も
安心していることができるのです
一人一人の楽隊員は西尾さんの熱い気持ちに応えたいという思いでいるし
バンマスの存在感はそれを抱いてあまりあるくらいの大きさ
一度も何の不自由もさせず
ミュージシャンを気遣い続け
気づかれることもない。
でかいゆりかごで気持ちよく揺られた熊本でした

私が思っていたことは
どうやって雇い主の
西尾さんの想いに応えるかでした。
それにはお会いした皆さんに何とか喜んでいただくしかない
果たしてそれがどれくらい達成できたのかは
定かではない
もっともっと喜んでいただくやり方、歌い方、接し方、あったかもしれない。

ただ一つ言えることは
いつもは出ない力が間違いなく出ていたということ。
人前でしゃべることも歌うことも苦手だしあまり好きじゃない
だけどそんなことを微塵も感じることなく過ごすことができた旅でした。
全ては西尾さんの大きさと想いの深さのおかげでした。
バンマスってこういうことね・・・。勉強になりました。

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プロフィール

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ボンバードラミ
性別:
女性
職業:
音楽屋
趣味:
着物 乗馬
自己紹介:
vocal,songwriter
発音指導
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乗馬と音楽を使って体と脳の不思議にドタバタと挑む 共通点を見つけては狂喜し 落馬しては骨折し一筋縄ではいかない 七顛八起人生を綴る

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