ボンバードラミだっていいのだ
演奏活動とトレーニング活動。 あるいは日々の介護のこと。 気付いたこと 感じたこと やってみたら巧くいったこと 発見、試作、工夫、改良の日々を綴ります。
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やりたいことがはっきりしている人は
ボイトレを必要としないのだということが
昨日はっきり分かってしまった!
じゃぁ逆にボイトレを必要とする人は
やりたいことがはっきりしていない人
なのかもしれないということもややはっきりしてしまった。
昨日の出演者さん。
もの凄く深くて良い声なのに出演後
声の出し方を悩んでいるという話を聞いてびっくり!
うっそ〜ん。
だって超奇麗じゃん声!?
でも上に行くに従って力が入る声で悩んでいる
ということだったので
それならこの出し方がやりやすいよと
一緒にボイトレをしてみたら〜
あれ?さっきの演奏時の素晴らしい声は一体何処へ?
びっくりです。
そしてものすごいことに気付かせてもらった。
この方の場合
ボイトレを始めたばっかりに。
悩む必要の無かったことを
悩むことになってしまっている
才能があってやりたい音楽もあって
やりたいことだけをやっていれば
やれないことを設定して克服することに
意味が有るのだろうか?
私がバレリーナになろうと
突然手足をのばす練習を始める感じ?
無理だってその努力!
意味ないって!
ボイトレの方が良い声が出て
曲を演奏するときにボイトレほど声が出なくて悩む
というのはよく聞く話。
本当に素晴らしい声は
やりたいことから導きだされるものなのだと
次の出演者さんからもはっきりした。
もちろんボイトレが悪だと決めつける訳ではない。
強欲な人が現状と理想との間に感じる差異を埋めるために必要なのが
ボイトレなのだ
私は自分が超強欲なんだとわかったし
であればこそ良い意味で諦観して
自分のやれることだけをささやかながらにも
着実にやっている人を見ると
悟っているように見えてうらやましく感じるのだ
かくしてボイトレがいる人
いらない人がはっきりした。
けどそれは
ボイトレをやったから分かったこと。
だから良かった。
その一点だけでもボイトレをしていて
良かったと思うの
昔、師匠が
「タバコをやめてみないとやめたら何が変わるのかは分からない。」
といっていたことが
こういう形で別の場所で証明されたことは
大変意義深く頭の奥の方のシナプスが嬉しい
プチプチ音を出しています。